こんばんは、mitsueです。
今日は少し、難しいお話をしたいと思います。
平成30年4月より、障害者の雇用率が2.0%から2.2%へ引き上げられます。さらに、精神障害者の方も雇用を、制度上では義務化されます。
果たしてそれは、本当に双方のメリットになるのでしょうか。
私個人としては、なかなか互いに難しいのではないだろうか、と考えます。
まず企業側、つまり雇う側の準備はこの3ヶ月で出来るのか。
身体障害の方を雇うなら、バリアフリー、それに近い設備を整えていただかなければいけない。ですが、予算というものの範囲内で行わなければならない時。何を優先にするかは、会社の判断です。
そして、様々な障害種の方から応募があった際にきちんと面接してもらえるのか、内定が決まっても、採用され働き始めても快適なオフィスや同僚・上司との人間関係が築けるのか。本人や保護者にとっては、大変な不安要素だと思います。
困ったときに「助けてください」
助けてもらって「ありがとう」
そう言い合えるか。
逆に健常の社員に、間違っていることを「違うよ」と障害を理由に言わないで溜め込まず済むのか。
障害者側は違うことを指摘され、何を指しているのか分からずただ謝り続けるだけになってしまい心がボロボロにならないか。
はたまた、「仕方ないじゃないですか。障害があるんですから」と障害を違う“武器”として使わないだろうか…。
などなど、少し考えただけで心配な要素がてんこ盛り。笑
そして、「親しき仲にも礼儀がある」事をどう伝えていくか。
私は、個人的に物凄く怒っている事があります。まさに、「親しき仲にも礼儀あり」なのです。あまりに酷すぎる!
…けれど、それは相手は学んでこなかったのかもしれません。学ぶ機会が無かったのかもしれません。学ぶ気が無いのかもしれません。推測しか、私にはする事が出来ませんが。。
ただ、やはり“報連相”はとても大切です。特に障害を持ちながらだと更にだと思うのです。
私自身に置き換えて考えると、“報連相”や“礼儀”に関して、正直、学校で教わった記憶はありません。ほぼほぼ、独学のようなものです。
最近、それではいけない気がするのです。
なぜなら、“障害があるから学べなかった”ではない時代であるからです。
人間、死ぬまで人間と関わらなければなりません。
想いのキャッチボールを、色々な人としていかなければなりません。
しかし、そのボールには、さまざまなルール・責任が詰まっています。
では、そのルールや責任の重みは、誰がどこで教えるの…?となります。
少し話はそれますが、次期学習指導要領では「社会に開かれた」ということも大きな変わりがあります。
社会に出る、働く=責任は本人
なのです。それは、今も昔も同じ。
それをもっともっと、障害があるからこそ学び、最後までやり切る事に、意味がある。
だからこそ
たくさん失敗して
たくさん発見を学生のうちにすべきです。
そして、そうした経験を親や周囲の人がしていかなければなりません。
障害を変な武器に使うのは、やめませんか。
社会人としてのルールや責任、礼儀、報連相をもっと教育者も浸透させないとやはり社会に出るのは相当大変です。本人はそれに加え大きなメンタルが必要です。(私もですが…)
では、どのように教えていくか。
そこもまた、課題ではないでしょうか…。
皆さんは、どう思いますか。
難しい内容を、最後までお読み下さりありがとうございました☆